健康教育委員会

 健康教育委員会は、平成16年5月に設置された、まだ新しい委員会です。
平成15年3月より「健康づくりシステム検討会」という柏市の仕事が新たに始まりましたが、これが本委員会を設けるきっかけとなりました。柏市健康づくりシステム検討会とは、市民の健康を推進していくための市の事業を、これまでと違って企画の段階から、行政と医師会、歯科医師会、薬剤師会とが意見を出し合い検討し、健康づくりのシステムを構築していこうという趣旨で活動しているものです。そのような内容であれば、本来は成人保健担当の仕事であるようにも思いますが、医療に対する国の考え方は時代とともに変化しており、かつては疾病の治療に対する支援が主でありましたが、ご存知のようにその後は医療経済を省みて検診による疾病の早期発見が目標とされ、さらに現在では疾病予防に重きが置かれるようになり、健康教育的な仕事が中心になってきたために、新たな委員会の必要性が生じた次第です。
 健康教育委員会は、市民の健康を守るための啓発活動がその仕事の中心ですが、その内容は極めて多岐、そして他科にわたります。従いまして、色々な立場で積極的にご活動頂けるよう、立ち上げ時には以下8名の先生に委員となって頂きました。多田紀夫先生(総合)、勝目宏先生(婦人科、内科)、富田康之先生(内科)、中島基博先生(内科)、古田達也先生(外科、内科)、鈴木功一先生(小児科)、橋本哲也先生(眼科)、藤原剛先生(耳鼻科)。また、市民に対する健康教育を効率良く行っていくために、オブサーバーとしてではありますが、柏市保健福祉部健康推進課担当者にも委員として参加して頂きました。そして委員長は、勝目宏先生にお願いし、まとめて頂きました。
 実際の仕事と致しましては、健康づくりシステム検討会でさらに細かい議論が必要となった内容に対し小検討会を設け、委員を中心に各専門分野の先生に参加して頂き事業を具体化していくものです。これまでに、検討会の中には、健診在り方検討会(基本健康診査や女性の健康診査「女性の基本35」について検討)、骨粗鬆症予防検討会、糖尿病予防対策検討会、結核・肺癌検診在り方に関する検討会、子宮がん検診見直し検討会、など多くの小検討会が設けられ、改善が図られました。
 本委員会設置前の平成16年3月には、健康づくりのイベント事業として行政とともに「女性の健康フォーラム」を開催しましたが、参加人は350名を超える盛会で、質も高く大変好評でしたので、イベントへの積極的協力も委員会の大きな仕事となりました。そして委員会設置後は、子育て支援や生活習慣病予防などの啓発イベントを共催しております。また現在では、ふれあいウォークでの啓発活動も本委員会が担当させて頂いております。
 さらに、柏市の各地域で健康講座が開かれておりますが、市民の要望内容に合わせて健康教育活動も行っております。これまでにも多くの医師会員の皆様にご協力を頂き、柏市からも市民からも高い評価を得ることができましたことを、この場をお借りしまして御礼申し上げます。
 なお、骨粗鬆症検討委員会についてですが、設置された当時よりこれまで、同委員会は重要な役割を担ってきましたが、時代の変化とともに発展的に解消し、その役割は健康教育委員会の中で担っていく方が良いということになり、平成18年度よりは吉野紘正先生に健康教育委員会にお入り頂いて、骨粗鬆症の啓発を中心にご協力頂くことになりましたことを、付け加えさせて頂きます。
 人々の健康・福祉・社会倫理においてイニシアティブを執るべき医師会の仕事として、健康教育委員会は、柏市民の健康を維持推進ため、今後も積極的に活動してまいりたいと思いますので、何卒、ご協力ご支援頂きますよう、お願い申し上げます。

<< 柏市医師会・健康教育委員会委員>>
(平成19年3月現在、五十音順。立ち上げ時より、さらに多くの科の先生に入って頂き、充実を図っております。)
厚坂啓司先生(皮膚科)、石川憲治先生(精神科)、勝目 宏先生(婦人科、内科)、窪谷 潔先生(産婦人科)、小林憲明先生(耳鼻科)、小松崎英樹先生(小児科)、多田紀夫先生(慈恵医大柏病院・総合診療科)、富田康之先生(内科)、中村早苗氏(柏市保健福祉部健康推進課)、新妻雅治先生(泌尿器科)、橋本哲也先生(眼科)、古田達之先生(外科)、吉野紘正先生(整形外科)。

                     健康教育担当理事 長瀬慈村

 以下、本委員会委員長・勝目宏先生に、委員会の詳細についてお書き頂きました。

≫ 基本姿勢 ≪
 症状を訴えて来院した方々を診(見、看)、適切な診断を下し、治療に当たることは医師を生業とした限りにおいては当然のことです。もう1点当たり前のこととして揚げねばならないことは、病気にならないよう予防に努めることです。この場合その対象は、現在医療機関を利用している患者さんだけではなく健康な方、もしくは病気があるけれども通院をしていない方にも目を向けなければなりません。この後者の方々に対して健康に日々の生活を送ることや、万が一病気になってしまった場合、その対処の方法をお知らせする役割を担う窓口の一つが、この健康教育委員会の役割とご理解いただければと思います。
≫ 委員構成 ≪
 可能な限り偏りがなく様々な意見を集約するために、各科に亘る数名の医師と、柏市健康推進課を中心とした行政関係者数名で構成されています。
≫ 委員会 ≪
 本委員会は、平成16年5月に発足した新しい委員会です。全体会議はおおよそ3ヶ月に一回の割合、開設以来2年間で計8回(他委員会との合同会議1回含む)開催しました。これ以外にも、個々の様々な問題に関して検討するための小検討会を構築し、随時不定期に開催してきました。
≫ 活動報告 (平成16年5月~平成19年3月まで) ≪

名  称  等
開催日時/場所/内容等
生活習慣病予防フォーラム
 毎年2ないし3月の月末、土曜日に開催されます。
第1回 平成17年2月26日 於アミュゼ柏
テーマ~みんなで学ぼう!糖尿病~
第2回 平成18年2月25日 於アミュゼ柏
テーマ~あなたに迫る!メタボリック・シンドローム~
第3回 平成19年3月3日 於アミュゼ柏
テーマ~家族で楽しく!メタボリック・シンドローム予防~
手賀沼ふれあいウォーク
 毎年11月末日曜日に開催されます。『健康ビレッジ』内の医師会ブースで活動しています。
第7回 平成16年11月28日  テーマ=糖尿病=
 カメラによる眼底撮影、血糖値自己測定
第8回 平成17年11月27日  テーマ=骨粗しょう症=
 超音波による骨量測定
第9回 平成18年11月19日  テーマ=骨粗しょう症=
 超音波による骨量測定
市民フォーラム
 不定期です。
平成17年9月22日(木)  於アミュゼ柏
渡辺久子先生招聘講演会
【抱きしめてあげて~心そだての子育て~】
地域健康講座
 平成17年度から始まりました。おもに地域の健康管理センターで行いました。
[ 17年度 ]
第1回 平成17年12月2日 於「永楽台」
生活習慣病-メタボリック・シンドローム
第2回 平成18年1月18日 於「酒井根」
生活習慣病-糖尿病
第3回 平成18年1月19日 於「新田原」
腰痛・膝痛の予防について
第4回 平成18年1月23日 於「南部」
生活習慣病-高血圧
第5回 平成18年3月2日 於「増尾」
これからの心と体-更年期における心と体の変化について
[ 18年度 ]
第1回 平成18年8月23日 於「豊四季台」
メタボリック・シンドロームを防いでいきいき生活
第2回 平成19年1月16日 於「西原」
血圧について
第3回 平成19年1月18日 於「田中」
メタボリック・シンドロームについて
第4回 平成18年1月22日 於「南部」
生活習慣病予防について
第5回 平成19年1月31日 於「新田原」
メタボリック・シンドローム予防~効果的な体重減少のために
第6回 平成19年1月31日 於「アミュゼ柏」
メタボリック・シンドロームをやさしく教えてください

≫ 今後の課題 ≪
 市民の皆様の健康に関わる委員会ですので、取り上げるべき事柄は非常に多くあります。基本的には生活習慣病がその中心になりますが、その中にも代表的な高血圧症を始め、糖尿病、高コレステロール血症(高脂血症)、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞など、枚挙すればその病気は非常に広範囲にわたります。
 また社会的にも問題視されているうつ病を中心とした精神疾患や若者を中心とした性教育問題も、人がひととして健全に生活を送るために取り組んでいかなければならないと考えており、今後検討する必要がある課題ととらえています。

委員長  勝目 宏

 以上、現在も継続活動中です。

copyright (C) 2011  柏市民の健康を守る会 all right reserved.